101「五ヶ瀬町」102「宮崎県」
20100403宮崎県五ケ瀬町にて撮影
◯白看の種類:101「五ヶ瀬町」102「宮崎県」
◯設置されている道路:五ヶ瀬町道(国道218号線旧道)
◯概要:国道218号線旧道、鏡山峠のもう1つの白看。宮崎県側にある101と102のセットだ。峠は、山都町側は完全に暗い林の中であったが、五ヶ瀬町側になると田んぼが広がり、明るく人の営みを感じることが出来る。
標識自体は、熊本県側のものと違い、大きさは一回り小ぶり。また、盤面が鋼板ではなく、合成樹脂のようなもので出来ているのか、錆はなく、比較的きれいな状態を保っている。さらに大きな特徴として、支柱がコンクリート製であることが挙げられる。小さな盤面に太い支柱が2本ついているのは少々不恰好だが興味深い。裏面の写真を撮っていないのが悔やまれるが、どのような形で取り付けられていたのだろうか。
…気がついたらストリートビューが公開されていた。ちょっと不思議な取り付けられ方である。補強鋼は1枚でコンクリート柱がリングで取り付けされているようだ。4年前の写真と違うのは、何やら長い竹竿がくっけられたことだ。道路反対側の木組み(交通安全の標語でも書かれていたか)と鉄線か何かで結ばれている。
以前書いた国道219号線旧道、横谷峠の記事を見ていたら、こちらの101、102のセットもコンクリート支柱のようだ。これは宮崎県特有の特徴だと思われるので、引き続き研究を進めたいと思う。
なお、五ヶ瀬町は1956(昭和31)年8月に鞍岡村、三ヵ所村が対等合併して成立したので、当然ながらこの白看の設置はその後である。
この小さなサミットを超えると、国道218号線は、五ヶ瀬町の中心部である三ヵ所地区へと至る。
◯場所はこちら
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