101「白根町」

20131019山梨県南アルプス市にて撮影

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◯白看の種類:101「白根町」(単柱式)

 

◯白看が設置されている道路:国道52号線

 

◯概要:山梨県南アルプス市、国道52号線・富士川街道の現道に設置されている旧標識。山梨県道20号甲斐芦安線(旧竜王芦安線)との交点、六科交差点の側に残っている。標識は道路と垂直の方向に立っており、交差点で停まらないと見落とすかもしれない。

表面は白看の経年変化の一つのパターンである「青色化」である。裏面は正統派の「二型」であり、それなりの古さを感じさせる。

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標柱には管理票のようなものが貼られているようだが、退色していて既に判読不可能だ。「山梨県」とでも書かれていたのだろうか。

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さて、表示の「白根町」は現存しない行政区域だ。2003(平成15)年4月に近隣4町2村と合併して南アルプス市になっている。白根町自体は、1954(昭和29)年4月に発足しているので、白看が設置されたのは当然ながらそれ以降である。なお、「白根町」の白看は、旧櫛形町との境界に立っているのだが、そちらは現存していなかった。

しかし、まぁ、2桁国道の現道でよくぞ残っていてくれました、という感じである。

ストリートビュー

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