長野県オリジナル警戒標識「注意 巾員狭い」
20110510長野県佐久穂町にて撮影
※十石峠側
※佐久穂側
◯標識の種類:長野県オリジナル警戒標識「注意 巾員狭い」
◯標識が設置されている道路:国道299号線十石峠(長野県佐久穂町大日向)
◯概要:先の記事でも紹介した「長野県オリジナル警戒標識「注意 巾員狭い」」。長野県のあちらこちらにあるようで、私も5つぐらい既に発見してるが、その中で、最初に発見したのがこの物件。
これは、武州街道・国道299号線、群馬県と長野県の県境である十石峠を越えて、長野県側に1キロほど走った(第11号カーブ付近)ところにあった。通常「幅員狭い」を示す標識は、212の「幅員減少」もしくは215のいわゆる “ビックリマーク”「その他の危険」で表現されるのだが、デザインからしても、ポールに貼られた設置者シールからしてもオリジナルと判断した。また、幅員の“幅”が“巾”になっているのは視認性向上のためだろうか。
ちなみに、ちょっと調べただけでは現行の十石峠越えの道路がいつ開通したのかはわからなかったが、明治17年の秋、秩父事件で秩父困民党が追われ小海へ敗走したときに使われた記録が残っているほどの 歴史的な道であることは確か。
ストリートビューでも確認できる。
◯場所はこちら
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