103-B「髙知/松山」

20141230愛媛県砥部町にて撮影

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◯白看の種類:103-B「髙知↘116Km/松山↖11Km」(単柱式)

 

◯白看が設置されている道路:砥部町道供養堂四辻線(愛媛県道10号松山砥部内子線→国道379号線旧道)×国道33号線

 

◯概要:前のブログ更新から1か月。すっかり時間が開いてしまった。2015年最初の更新は、前回ご紹介した103-C「松山」と同じ国道379号線旧道にある白看。昨年の年末、上尾峠へのアタックの際に見つけたのだが、なぜこんな場所に残っているのかと言いたい現役片道2車線国道との交差点に存在している。表示されている地名は高知と松山。大都市であるのが非常に貴重だ。高知の「高」はいわゆる「はしごだか」になっているのも期待を裏切らず味わい深い。

さて、この白看がある供養堂交差点、昭和50年代初めまで、かつての愛媛県道10号松山砥部内子線と国道33号線の分岐地点であった。そのためにこのような表示の白看が設置されたと思う。白看の向かい側の土地は現在空き地になっているが、かつてはガソリンスタンドがあったようである(それ自体、この交差点が重要なものだったことを表している)。さて、その側に立つ電柱の根本にはこのような石柱があった。

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左は「久万山道」、右は「砥部(道?)」とある白看と同様の標識だろう。少し埋められているのだろうが、それにしては小さすぎない??

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表中は愛媛県設置の単柱式白看の特徴である“3枚シール”の「愛媛県」表示。
また、背面の補強鋼は「二」型。いずれも上尾峠にかけての白看群に共通の特徴なので、同時期に設置されたものかもしれない。

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白看はもちろんアスファルトを基礎としてしっかり埋められているが、隣?もたれかかっている電柱ともしっかり結ばれている。一蓮托生、このまましっかり残っていてほしい。(ちなみに私の事前の調査では、ネット上を含め一切見つけることが出来なかった。こんな町中にあるのに…逆に目立たなかったのか)

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◯場所はこちら