103-B「銚子/旭」

20120219千葉県銚子市にて撮影 

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◯白看の種類:103-B「銚子↑8Km/旭→13Km」(オーバーハング式/テーパーポール吊り下げ/2点支持)

 

◯設置されている道路:銚子市道20001号線(国道356号線旧道×千葉県道71号銚子旭線)

 

◯概要:銚子市野尻町。成田線の椎柴駅近くにこの白看はある。この白看が立つ路線は現在は銚子市道だが、かつては並行しては知る国道356号線の旧道である。356号は1975(昭和50)年に国道昇格、それまでは「千葉県道銚子佐原線」だった。ちなみにwikipediaでは 1965年の制定となっているが、前後の国道番号の制定年が1975年ということを考えれば、おそらく誤植だろう。標識が示す旭方面は、千葉県道71号線銚子旭線。1955(昭和30)年に県道制定されている。


この白看の特徴は、その状態の良さ。盤面はひび割れこそ見られるものの色も鮮やか。おそらく経年劣化してもこの程度で済んでいるのは材質(FRP的なもの?)によると思われるが、引き続き調査を進めたいポイントである。


裏面は新しいタイプの「三型」。表側もそうだが、裏側も非常にきれいだ。

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それでは国土変遷アーカイブの航空写真で周囲の様子を確認してみよう。

1963(昭和38)年(右下が椎柴駅。現国道のバイパスはまだない。) 

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1975(昭和50)年(12年後。国道制定直前。既にバイパスが完成している。)

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◯場所はこちら


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