105「コバルトライン」

20110511宮城県女川町にて撮影

f:id:zaicchan:20110511164008j:plain

f:id:zaicchan:20110511164002j:plain

◯白看の種類:105「コバルトライン」(複柱式)

 

◯白看が設置されている道路:国道396号線×宮城県道220号牡鹿半島公園線

 

◯概要:東日本大震災から2ヶ月。どうしても現状をこの目で見ておきたいと宮城県石巻から女川方向へ車を走らせていたところ発見したこの白看。ここは津波の浸水域ではなかったようですが、周囲には片付けのために集められた家財道具などがたくさん積まれていた。

もともとこの宮城県道220号牡鹿半島公園線は1971(昭和46)年4月1日に有料道路「牡鹿コバルトライン」として開通、平成8年には無料解放されている。開通のタイミングとしてはタイミング的には白看が存在したぎりぎり最後の時期ですが、丸ゴシックのフォントの感じや、盤面がすごくきれいなのが気になるところ。

ただし、英語表記が「COBALT LINE」でなくアルファベット表記そのままの「KOBARUTO LINE」なのは、いかにも白看的ではあるが。もともと存在して後年に作り直した擬製かもしれない。

 2013年5月のストリートビューを見ると、白看の周囲は片付けられていた。よく見ると場所が少し移動しているようだ。当時上掲以上の全景写真を撮っていなかったことが悔やまれるが、白看の向きが国道396号線側に向いている。

Google「未来へのキオク」ページには2008年当時のストリートビューを見ることが出来る。

 

◯場所はこちら


より大きな地図で 白看マップ を表示