103-B「本栖/市川大門」

20121017山梨県身延町にて撮影

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20170822追記
残念ながら撤去されました


◯白看の種類:「本栖↗14Km/市川大門↖21Km」(複柱式)

 

◯設置されている道路:国道300号旧道×山梨県道9号市川三郷身延線

 

◯概要:ここは山梨県身延町。雨降りの中で撮影した103-Bである。現在は道路敷地外になっているのか、白看が設置されているところは個人の畑のようになっており、金属パイプを組み合わせた果樹棚のようなものが設置されている。邪魔なのはわかっているものの、道路標識故に勝手に撤去することは出来なかったか。正面に回り込めないために、写真の撮影が少し難しい。

設置されているのは国道300号線の旧道、常葉川に架かる北川橋旧橋の北側たもと。山梨県道9号市川三郷身延線との交点。旧橋は現在は2枚目の写真の通りポールが立てられており、車両は通行することが出来ない。現在は上流側に新道が完成している。なお、(新)北川橋の竣工は1979(昭和54)年3月である。ただ1990年代の初頭の道路地図を見るとこの旧橋側が県道に指定され、この交差点で左に折れて久那土方面に向かうようになっている。以下は1976(昭和51)年9月の航空写真である。

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国道300号は1970(昭和45)年4月に国道指定、一方、山梨県道9号市川三郷線は「市川大門下部身延線」という名称だった(この白看が設置されているのも2004年9月まで西八代郡下部町)。すぐ近くにその名称が書いてあるヘキサも現存している。

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 裏面は標準的な「二型」である。ちょうと白看の支柱の高さに合わせて果樹棚が作られていることがわかる。

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 ◯場所はこちら


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