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103-A「瑞穂/篠山/亀岡」

2004年11月2日 大阪府能勢町にて採集

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◇これが12年前はじめて撮影した“白看”


2009年9月29日 採集

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◇T字型の交差点の交点に正対し設置されていた

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◇最初に撮影して5年後に再訪したときは健在だったが…


◯白看の種類:103-A「↖瑞穂21Km/↖篠山19Km/23Km亀岡→」(単柱式)

 

◯設置されている道路:国道173号線×能勢町道(旧大阪府道福住池田線×旧大阪府道天王亀岡線)

 

◯概要:12年前、私がはじめて白看を「何か珍しいもの」として撮影した記念すべき1枚。ここは大阪府能勢町天王。大学生だった私は購入したばかりの中古のリトルカブで主に北摂の古い道を走り、出たてのデジカメで記録していた。特に国道173号線は旧道区間が多く、探索するにはもってこいだった。この白看がある「はらがたわ峠」も例に漏れず何度も訪れた。国道173号線の最高所(標高580m)であるこの峠、改良もこの国道で最も遅く、1990(平成2)年のことだった。この区間の歴史については「3ケタ国道放浪記」さんのページに詳しいです。

 

それではこの白看の観察をはじめよう。板面のサイズは拡大なしで小ぶりな印象。支柱は単柱式で丸い鋼管が用いられているようだ。裏面は残念ながら写真を撮っていないのだが、おそらく二枚の鋼板で補強されているタイプのものだと思われる。また、特徴的なのは地名の英語表記のフォント。OやUなどの文字に顕著だが、文字の角を直角ではなく「角丸」のような形で処理している。また3段目の「亀岡」の表記の部分は5年経って錆がひどくなっているようである。そして下のストリービューが現在の当地である。

 執筆当時(2017年1月1日)のストリートビューは2013年9月撮影のものである。従って2009年から4年間ほどの間に撤去されたということになる。
さて、この白看が立っていたのは現在は国道173号線と旧道、現在は能勢町道となっているはらがたわ峠方面の道の交点だが、白看の表記を考えると右方向(つまり173号池田方向)はバイパス開通以前より亀岡へ抜ける道が存在したと考えられる。Wikipediaのお手軽調査によると現在の大阪府道731号天王亀岡線は1959(昭和34)年に認定されている。現在は173号交点が起点になっているようだが、長くは白看が立っていたこの交差点が起点だったのではないか。また国道173号線は1963(昭和38)年に国道昇格している。おそらく建植はこの間の時期ではないだろうか。

 ◇地理院地図での航空写真表示。1975(昭和50)年撮影の航空写真。ポインタ部分が白看が存在した交差点。右手亀岡方面に道が伸びているのがわかる。


さて、このはらがたわ峠の頂上には、白看よりも有名かもしれないこの標識が立っていた。かなり錆びついた210「注意」の警戒標識である。補助板に「降雪 凍結」とあることから冬期の通行は大変だったようだ。

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しかし、この旧道の峠、土砂の崩落により2013年の秋ぐらいに通行止めになった。そのときにこの標識も巻き添えを食らい、ご臨終となってしまったようだ。道路に関しては2014年5月3日時点ではまだ通行止だったようだが、6月23日には通行できるようになったようで、今はふつうに通行できるらしい。

 

◯場所はこちら