103-B「松戸/柏」

20120218千葉県松戸市にて撮影

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◯白看の種類:103-B「松戸↑4Km/柏→10Km」(複柱式)

 

◯設置されている道路:千葉県道51号市川柏線×松戸市道 主1-16号線

 

◯概要:業界では有名な「ラブホテル白看」。ここは千葉県松戸市新京成電鉄八柱駅北口近く。千葉県道51号市川柏線に設置されている。この県道は3枚目の写真にちらっと写っている「八柱駅北口交差点」でV字に折れ柏方向へ進む。一方、直進方向は松戸市街地へ向かうがこちらは市道。地理院地図などで見ると古くからある道のようなので、県道指定されていてもおかしくなさそうであるが、来歴はつかめなかった。
標識の左側4分の1は立ち木に隠れて、進行方向からの視認性はあまりよくない。「ラブホテル白看」と呼ばれる所以は、その立ち木があるオレンジ色の建物。ホテル「クライム・ジョイ」だ。年末になると白看の目の前にイルミネーションが設置されていたようであり、何かと周囲の条件に恵まれなかった白看である。標識自体は当然ながらホテルが建てられる前に設置されたはずだ(以下の国土地理院の空中写真から1985年前後のようである)。

裏面を示す写真がないのだが、2009年のストリートビューから判断するに薄い補強鋼が二本平行して付けられている「二型」であると思われる。

この白看、既に撤去されている(私も2013年1月に現地で確認した)。以下の2014年4月に撮影されたストリートビューをご覧頂きたい。拡大すると支柱の痕がコンクリートで埋め戻されている。設置当時、千葉県の管理票が支柱には貼られていたため、おそらく正式な手続きのもと廃止になったと考えて良さそうだ。新八柱駅側の103-Aを含め、八柱周辺の白看はすべてなくなってしまった。

 

◯場所はこちら