103-B「恵比須町/首都高速」

20120422神奈川県横浜市神奈川区にて撮影 

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◯白看の種類:103-B「恵比須町/首都高速」(オーバーハング式/テーパーポール吊り下げ/2点支持)

 

◯設置されている道路:市道(神奈川産業道路と国道15号とのランプ)

 

◯概要:白看愛好者にはおなじみのこちら。立体交差する“第一京浜”国道15号と、市道の神奈川産業道路のループ橋上になっているランプウェイの国道側の入り口に設置されている。

「恵比須町」は神奈川産業道路の終点にある埋立地で昭和電工などの工場がある。 ちなみに埋立は昭和初期に起工、町自体は1933(昭和8)年に新設された。

「首都高速」は首都高速神奈川1号横羽線で子安入口が最寄りインターである。 またこの子安入口の近くには103-Cタイプの白看も存在している。かつてはすぐ側に巨大な103の2の紺看も存在した。

 

1977(昭和52)年11月の航空写真。ほぼ現在の様子と変わらない。 

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こちらは1966(昭和41年)7月の航空写真。(既に用地買収が始まっているのか、 現在アクセス路のループ橋が出来る場所は大きな空き地になっている。首都高の用地も既に工事が始まっているようだ。)  

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さて、白看の設置時期にも関わってくるランプウェイはいつ完成したのか。東海道本線、京急本線、国道15号を跨ぐ橋の名前は「新子安橋」。 橋名板には昭和43年3月竣工とある。また、首都高速横羽線の子安入口の開通は昭和43年7月。 どうやらこの白看はこの時期に設置されたものと見て間違いなさそうだ。

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裏面も新しい。補強鋼は「三型」である。

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ストリートビューではこんな感じ

◯場所はこちら


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