103-A「氏家駅/黒磯/宇都宮」
20120515栃木県さくら市にて撮影
◯白看の種類:103-A「氏家駅0.3Km/黒磯38km/宇都宮20Km」(オーバーハング式・テーパーポール吊り下げ・3点支持)
◯設置されている道路:さくら市道(旧国道293号線)×栃木県道181号上高根沢氏家線(旧国道4号線)(上町交差点)
◯概要:雨の栃木県さくら市。とても綺麗な103-Aが残っていた。
さくら市は2005年3月、塩谷郡氏家町と喜連川町が新設合併して誕生した。ここは旧氏家町の中心部である。すぐ側にはさくら市役所(旧氏家町役場)もある。
設置されているのは現在は市道であるが、1978(昭和51)年の氏家バイパスの開通以前は国道293号線で、東北を南北に貫く大動脈の国道4号線の旧道との交差点に立っている。ちなみに国道4号線は1963(昭和38)年にバイパス化されている。なお、県道181号に指定されたのは1961(昭和36)年であるので、このあたりは早く旧道化したのかもしれない。
国道293号線の指定が1970(昭和45)年4月なので、この白看が設置されたのもそれに合わせたものかもしれない。背面の梁材も「口型」ではなく「井型」である。
なお、ポールには「栃木県(土木部)」のシールが貼られており、いまだしっかり管理されている(現役の)標識であることが伺われる。
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