103-A「諏訪/国道・芓ノ木/(空欄)」

20120410長野県富士見町にて撮影

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◯白看の種類:103-A「諏訪21Km/国道・芓ノ木/」(オーバーハング式・テーパーポール吊り下げ・3点支持)

 

◯設置されている道路:富士見町道(富士見町中央通り)×長野県道198号乙事富士見線

 

◯概要:長野県中部の富士見町にある白看。その特徴は何と言っても規格外の「サイズ感」。手前の街路灯との大きさを比べてほしい。

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ちっさ!!

もちろん、設置当時は街路灯もなく見通しはよかったものと思うが、それにしても。

 

しかも103-Aの3方向表示にも関わらず、地名が2つしか入っていない。こういう白看は他に栃木県佐野市の103-Bが思い当たるあるものの、どういう意図なのか。後で追記するつもりだのか。また、2段目には距離表示がない。

 

設置された時期については、机上調査だけでははっきりしなかったが、国道20号線の富士見町の区間は昭和33年12月に改良工事が始まったとあるので、少なくともこの工事終了のあとに設置されたと思われる。

また「芓ノ木(とちのき:富士見町内の字名で現在は「とちの木」と表記)」という表示があることも考えると、長野県ではなく、富士見町が設置したものかもしれない。かなり規格から外れた使い方をしているが。いずれにせよ、この白看が立つのは、中央本線富士見駅から国道へ伸びる町の目抜き通り。この町の交通の要所であることは間違いない。

なお、裏面の梁材は「口型」。サイズが小さいので103-Cのよう。

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